JJUG CCC 2017 Fall

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日本最大の Java コミュニティカンファレンス、JJUG CCC (Japan Java User Group - Cross Community Conference) が今季もベルサール新宿グランドで開催されました。年 2 回開催の、秋バージョンです。

JJUG CCC 2017 Fall

私の参加は5度目、セミナー・勉強会参加記録を振り返ると 2015 年から毎回出席しています。 前回の 2017 Spring では、初の登壇にチャレンジしてみましたが、今回はネタが準備できそうになかったためスピーカーは諦め、代わりにボランティアスタッフのほうにチャレンジしてみました。

スタッフ専用Tシャツ

今回は、これまでのセッション間の人の移動で通路がごった返す問題を解消するため、味噌汁の対流のような導線を引いて誘導するという試みがなされました。割とうまく行っていたように感じます。

セッションのほうはというと、スタッフの担当の関係もあり朝から晩までずっとルーム A+B にこもっていました。聴講したセッションは以下の 8 セッション:

  1. AsciiDocとPlantUMLでドキュメント作成
  2. サンプルアプリケーションで学ぶ Apache Cassandra を使った Java アプリケーションの作り方
  3. サーバサイド Kotlin
  4. ヤフー発のメッセージキュー「Pulsar」のご紹介
  5. JDKの新しいリリースモデル
  6. ついに来たリアルタイムSpark〜ビッグデータ処理の新常識・SnappyDataの実力〜
  7. Java でつくる本格形態素解析器
  8. 【Serverspec】公共案件における Weblogic のテスト事例

もっとも人が多く訪れたのが 5 番目の「JDKの新しいリリースモデル」です。立ち見まではいきませんでしたが、後ろの方まで席が埋まりました。リリースモデルは Java 9 時代からガラッと変わり、かつ今後も変わりそうなホットなトピックなので、やはりアンテナ張っている人が多いですね。

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各セッションの内容や感想などは、公式のスライド・ブログまとめページが用意されているのでそこに譲ります。

jjug-ccc/slides-articles-2017fall: JJUG CCC 2017 Fallの発表資料およびブログ記事まとめ

https://github.com/jjug-ccc/slides-articles-2017fall

※執筆時点 (1119) では空っぽですが、今後追加されていくことでしょう

最近私は仕事で Java を書く機会がめっきり減り、2017 でプロダクションで最も行数書いた言語はとうとう C# になりました。さらに今年 9 月の転職後の現在は Apex (Salesforce の Java ライク言語) と Go を書いています。プライベートは Go と Elixir がメインで、こちらも Java から遠ざかり気味。とはいえ、Java 読書会 BOF もありますし、AOSN 読書会の次回 B パート課題本には Java コードがちょくちょく登場する「現場で役立つシステム設計の原則」が選ばれました。Java 成分が日常からなくなることは当分なさそうです。